腕が180°上がる仕組み — 前鋸筋と僧帽筋下部、force couple という見方 On scapular upward rotation and the force couple
腕が上がらない、肩が痛い。その訴えに対して、私たちはまず何を見るだろうか。
肩関節のリハで「一つだけ持ち帰るなら」と問われたら、私は迷わずこう答える。──「前鋸筋と僧帽筋下部を、使えるようにすること」。
肩そのものをいくら触っても、肩甲骨が回らない限り、腕は180°に届かない。教科書的に上方回旋を起こす筋は、たった3つ。臨床でサボりがちな2筋を、force couple(偶力) の視点から整理する。
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